足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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川端龍子「草炎」

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闇夜にひろがる、金の光。
荒川沿いで見上げた10月の打ち上げ花火は、
川端龍子の「草炎」のようでした。


川端龍子「草炎」
Flaming Grass(1930)
Kawabata Ryushi




国立近代美術館所蔵、川端龍子「草炎」(部分)。
黒に近い紺地に、色合いの異なる金泥を組み合わせて
夏草だけを描いた、実にインパクト大な作品です。
夏草の生命力を炎ととらえたのか、
夜になってもなお、熱気をはらんだ野草をあらわしたものか。
今まさにつるを伸ばし、葉を茂らせ、
闇を統べるかのような生命力を感じさせる一枚です。


ちなみに今日見に行ったのは、足立区の花火大会。
なんとなく、荒川沿いを散歩しようと思って
北千住駅からぶらぶら歩いてたら、
なんか妙に人が多くて、あれあれあれ?? という感じで
気が付けば花火大会への混雑に巻き込まれてしまって。
1人で見るのも何だかなぁ、と思いつつ、
せっかくなのでしっかり見てきました。
しかもなんとなく座った場所がよかったらしく、
視界はすべて、花火の閃光で覆われてしまうくらいの迫力で。


花火1008


今回は夏の花火とはちがって余韻が強いというか、
花ひらくその瞬間の鮮烈さよりも、
光が闇に溶けていく儚さのほうが印象的でした。
力強く咲いては散り、消えていく。
夏の草花のいとなみが、季節外れの夜空に描かれたようで
ちょっと物悲しく感じてしまったなぁ。


どちらかといえば、ぼくは遠くから小さく見える花火のほうが好きです。
人混みは嫌いだし、なるべく静かな場所で見たいし。
そのほうが余韻を楽しめますもんね。


さて。
今日はこれから仮眠をとって、2時に起きる予定です。
2時から5時にかけて、北の空でりゅう座流星群が見られるそうなので。
夏の流星群を見逃してしまったので、今度こそは。




今日も明日もがんばろう。
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