ゴヤ「着衣のマハ」
国立西洋美術館の「ゴヤ展」、ようやく行ってきました。
なかなか腰が上がらなかったのは、
昨年中はあわただしくて時間がつくれなかったのと、
「着衣のマハ」だけ見てもなぁ……という変なこだわりがあったから。
どうせなら、「裸のマハ」とセットで見たいですもんね。
Clothed Maja(1800-07)
Francisco de Goya
ゴヤの代表作、「着衣のマハ」。
さんざん迷ったけど見に行ってよかったです。
というか、もっと早くに行くべきだったー!
画集とかで見る限りでは
正直さほど魅力を感じなかったんですが、
実物の官能的な微笑みたるや。
婉然というより艶然な表情で、
思わずどきっとさせられてしまいました。
両腕の黄色がマハの微笑を際立たせていて、
自然と彼女の顔に見入ってしまうんですよね。
結果あの挑発的な目にやられてしまったので、
もはや着衣でも裸でも関係ないんじゃないかなーなんて思ったり。
とはいえ、一度は本場プラド美術館で、
2つ並べて鑑賞してみたいものです。
ひそかに今年スペイン旅行に行こうかなーなんて思ってたんですが、
お金と時間をどう工面するかってところで後回しになってます。
誰か連れてってくれるといいんだけど(笑)
ゴヤ「裸のマハ」。きっと目を合わせられないだろうな。
国立西洋美術館の「プラド美術館所蔵 ゴヤ――光と影」は、
明日(1月29日)が最終日です。
ぼくが行った終了前日は、混み合っていたとはいえ
待ち時間もなく、展示後半はわりとスムーズに見てまわれました。
行こうかどうか迷ってる方はぜひ!
今日も明日もがんばろう。
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