ピサロ「中国製の花瓶に入った菊」
カミーユ・ピサロ「中国製の花瓶に入った菊」。
印象派のなかでも年長で温厚だったピサロが描いた花は、
どことなく控えめで、けれど揺るぎない強さを感じます。
花の美しさっていうのは、本来こういうものなんだろうな。
Chrysanthemums in a Chinese Vase(1873)
Camille Pissarro
昨晩、キッチンに飾っていた
ストックの花が枯れかけていたので
仕方なく処分しました。
ぼくみたいに気の小さい人間は、
花なんて飾るもんじゃないですね。
捨てるとき、無性に悲しくなって
口をついたのは「ごめんなさい」でした。
フリージアの花も、順につぼみが開いていくのがうれしかったけど
言い換えればそれは、順にしおれていくということで。
近いうちに、これも捨てなきゃいけない。
枯れたままで放っておくのもいたたまれないし。
こんな小さなことでくよくよ悩む、ちっぽけな人間です(笑)
今日も明日もがんばろう。
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