松岡映丘「春光春衣」
嵐が去って、一転今日は春めいた一日でした。
外を歩けばあちこちで桜が咲いていて
吹く風もきらきらと、これまさに風光るですね。
なんとものどかな春の一日。
海外ではどうなんだろう。
春を感じられる場所だといいのになぁと思いながら。
Court Ladies in Spring Clothing, in the Spring Sunlight(1917)
Matsuoka Eikyu
こちらは松岡映丘の「春光春衣」。
春爛漫の艶やかな一枚です。
「藤原時代の貴女が、泉殿に端居して
春花を賞せる様を写した」と
画家自身が語る傑作。
におい立つような春の花々が
今を盛りと咲き乱れ、
花に酔い、音曲に酔う2人の女性が描かれています。
うららかな春の光、うつくしい春の衣。
実物は絹の光沢のせいか、もっともっと鮮やかなんですよ。
桜といえば、山種美術館で毎年恒例のお花見企画
「桜・さくら・SAKURA 2012」をやってますね。
この作品も展示されてるかな?
今週末あたりに行ってこようかと思ってます。
4月といえば、エレファントカシマシ「四月の風」。
明日もがんばろう、愛する人にささげよう。
今日も明日もがんばろう。
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