足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

DIC川村記念美術館に行ってきました♪

0   1


絶好のお出かけ日和。初夏凛々。
ということで、ちょっと遠出してDIC川村記念美術館まで行ってきました。
場所は千葉県佐倉市、うちから電車で約1時間。
駅から無料バスで30分ほどかけて、
田園地帯を抜けた先に……ありました。
見渡す限りの緑、すごいロケーション。
この時期に来てよかった!


川村記念美術館の外観



館内はちょっとつくりが変わってて、
常設展示を見てからでないと企画展示にたどりつけないみたい。
常設はルノワール、ボナール、マティス、ピカソなどなど
おなじみの西洋絵画が並ぶ大部屋からはじまって、
レンブラントの自画像一点の小部屋、
そしてマレーヴィチなどの20世紀美術が並ぶ細い通路へ。
上村松園などの日本画(「桜可里」という作品が妙にいろっぽかった!)の後に
怒濤の20世紀アメリカ美術に突入します。これがすっごいんだ。
箱のアーティスト、ジョゼフ・コーネルや、
白場のうえに鮮やかな色彩が炸裂するサム・フランシス、
ひたすら正方形なジョゼフ・アルバースの作品などなど
あまりこの手の作品に慣れていない自分でも、興奮が止まらないほど。
そして……


ロスコの部屋と、ニューマンの部屋。これに尽きると思います。
まずは1階のロスコの部屋。
薄暗く閉ざされた空間を、
マーク・ロスコの赤褐色の壁画7点がぐるりと囲みます。
それぞれオレンジや黒の枠のようなものが描かれていて、
あたかも閉じた窓のような印象。
大きなもので幅4.5mといった大作で、
シンプルなだけにインパクトが強いのです。
写真で見ると素人でも描けそうな作品なんだけど、
実物見たら絶対無理だと気づかされます。
「私は、絵画ではなく、場を作ったんだ」という言葉にも納得。
作品単体というより、空間の勝利だなぁと。


ロスコの部屋を出て階段を上がると、
そこにはニューマンの部屋が。
さっきとは打って変わって、
両サイドのガラスから初夏の日差しが差し込む明るい空間が広がります。
正面にはバーネット・ニューマンの「アンナの光」。
高さ3m、幅6mの朱一色の作品で、両脇にわずかに白い帯が。
タイトルは亡くなった母の名前からとったそうで、
あたたかい、まさに光に満ちた作品です。
そしてロスコの部屋からの、影から光への転調が本当に衝撃的で。
遠いけど、1回だけじゃとても満足できません(笑)
閉館ぎりぎりまで見て回って結局2周したけど、それでもまだ見ていたい。
それぞれの部屋の雰囲気は、こちらのサイトで紹介されています。


企画展の模様はまた後日紹介するとして、
美術館を出たあとは庭園を散策。
約3万本のクルメツツジが植え込まれた「ツツジ山」が
この時期の見所なんですが、
あら残念。。。5時に美術館を出たんだけど、
4時半までで閉まっておりました。


気を取り直して、庭園内をぶらぶらと。
森林浴を楽しんでまいりました。フィトンチッドってやつですね。
せっかくなので写真をいくつか。


川村2
 美術館正面の大池。白鳥があそんでいる。


川村3
 新緑、木漏れ日。気持ちいい。


川村4
 5月の日差しを背に、黄梅が咲いていた。


川村5
 森の小道。高校時代はこんな環境で過ごしていたのを思い出す。


川村6
 清楚な白い花。やさしい気持ちになれる。




と、こんな感じでのんびり素敵な時間を過ごしてたんですが、
帰りのバスが……5時15分が最終。。。
時計見たらとっくに過ぎてる。。。
とても歩ける距離じゃないしスマホの電池も微妙だったので、
泣く泣くタクシーで帰りました。
こういうときに一人はきついです。
3000円オーバー、痛い出費だ。。


ついでに報告。
明日は宇都宮美術館のピサロ展にいってきます。
めずらしくおひとりじゃなくてですね、
まぁ男友達となんですが。
遠方なので車出してもらいます(笑)




今日も明日もがんばろう。
人気ブログランキングへ  Twitterボタン



関連記事

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://suesue201.blog64.fc2.com/tb.php/525-b54638f8
まとめtyaiました【DIC川村記念美術館に行ってきました♪】
絶好のお出かけ日和。初夏凛々。ということで、ちょっと遠出してDIC川村記念美術館まで行ってきました。場所は千葉県佐倉市、うちから電車で約1時間。駅から無料バスで30分ほどかけて、田園地帯を抜けた先に……ありました。見渡す限りの緑、すごいロケーション。この時期...
該当の記事は見つかりませんでした。