足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

高橋由一「芝浦夕陽」

0   1


東京藝術大学大学美術館の「高橋由一展」。
なんといっても注目は3枚の「鮭」なんですけど、
個人的に心ひかれたのは風景画のほうでした。
由一が描く夕景は、そりゃあもうロマンチックで。


高橋由一「芝浦夕陽」
 The Setting Sun at Shibaura(1877)
 Takahashi Yuichi




こちらは高橋由一「芝浦夕陽」。
2年前に府中市美術館の企画展
「バルビゾンからの贈りもの」でも展示されていた作品で、
あらためて素敵だなーとほれぼれしました。
リアリズムを追求し、匂いまで描き込まれていそうな「鮭」とは正反対に、
ここで描かれるのは情感に満ちた海辺の風景。
感傷的で、胸をわしづかみにされそうで。
思わず目をつぶって対話したくなる。


時は明治10年頃、
巷では蒸気機関が走り、街路は整備され、
“散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする”時代。
でも由一が描いた「芝浦夕陽」は、
そんな時代の流れから取り残されたような
古き良き漁村の風景です。
失われゆく原風景を絵画として残そうとしたのかなぁ。


東京藝術大学大学美術館の展覧会
「近代洋画の開拓者 高橋由一」は、6月24日まで。
その後京都国立近代美術館に巡回します。
今回ご紹介した「芝浦夕陽」は東京でしか見られませんが、
その代わりに京都ではあの「豆腐」が展示されます。
豆腐に鮭、なんてうらやましい!




今日も明日もがんばろう。
人気ブログランキングへ  Twitterボタン

関連記事

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://suesue201.blog64.fc2.com/tb.php/532-8fc7084b
まとめtyaiました【高橋由一「芝浦夕陽」】
東京藝術大学大学美術館の「高橋由一展」。なんといっても注目は3枚の「鮭」なんですけど、個人的に心ひかれたのは風景画のほうでした。由一が描く夕景は、そりゃあもうロマンチックで。 The Setting Sun at Shibaura(1877) Takahashi Yuichiこちらは高橋由一「芝浦夕...
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。