足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

曾我蕭白「唐獅子図」

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なんともおどろおどろしい唐獅子。
一気呵成に描き上げたような勢いのある筆致で、
今にも襲いかかってきそうな迫力です。
曾我蕭白「唐獅子図」、豪壮奇想のインパクト!


曾我蕭白「唐獅子図」1曾我蕭白「唐獅子図」2
 Chinese Lions(c.1764)
 Soga Shohaku





ということで。
最終日駆け込みになってしまいましたが、
今日は千葉市美術館の
「蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち」を見てきました。
ギリギリまでためらっていたのは
「あまりに濃そうだから」というアレな理由なんですが、
twitterで評判見てたら行かずにはいられなくなってしまいまして。
片道約1時間かけて行ってまいりましたよ。


序盤の蕭白以前の画家たちの作品が
わりと見やすい感じだったので気をぬいていたら、
やっぱり濃いですね、蕭白。
同じ水墨でも、明らかに異質でした。
墨の粘度が普通と違うんじゃないかなーとか
そんなことを思ってしまうくらい、力強いんですよね。
「唐獅子図」あたりは特に、
エネルギーが無尽にほとばしってる感じで。
縦横ともに2m以上もあるんで、
正面で対峙したときの興奮といったら……!
これ見ちゃったら、東博のボストン展(雲龍図)も見なきゃだなぁ。


「蕭白ショック!!」ではこのほか、
墨で黒々と描かれた松の幹と淡い孔雀の
コントラストがすさまじい「松に孔雀図襖」や
鮮やかな色彩で描かれた仙人たちの一大スペクタクル「群仙図屏風」、
見返りのポーズが実にセクシーな「達磨図」、
一転おだやかな空間構成が際立つ山水画の数々など
まさに「ショック!!」な展覧会でした。
ガツーンとやられましたです。
最後の、同時代の京の画家もよかったな。
若冲、応挙、蕪村、大雅、蘆雪といった豪華な顔ぶれ。
蕭白の濃すぎる人物・動物でさんざん揺さぶっておいて、
ラストは蘆雪の子犬でメロメロにするという
なんともツンデレ的な構成でした(笑)



話は変わって、明日の朝は金環日食ですね。
天気予報だと東京は曇りだったけど、どうなるだろう。
早起きは自信ないけど、がんばりたいと思います。
空を見上げているのが自分だけじゃないと思えれば、
それだけでまた元気が出るので。
……といっても日食グラス買ってないんですけどね。





今日も明日もがんばろう。
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なんともおどろおどろしい唐獅子。一気呵成に描き上げたような勢いのある筆致で、今にも襲いかかってきそうな迫力です。曾我蕭白「唐獅子図」、豪壮奇想のインパクト! Chinese Lions(c.1764) Soga Shohakuということで。最終日駆け込みになってしまいましたが、今日?...
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