ミケランジェロ「聖家族のための習作」
密度が違う。エネルギーが違う。
ベルリン国立美術館展で並んでいた素描のなかでも、
この1点は明らかに別格でした。
ミケランジェロ「聖家族のための習作」。
500年以上もの時を経た、天才の思考がここに。
Studies for a Holy Family(1503-04)
Michelangelo Buonarroti
絞り出していたのではなく、溢れ出ていたんだなぁと。
いろんなアイデアが縦横に走って、結実していく。
その過程に触れることができるのは、本当に幸せなことだと思うのです。
このすごさを言い表す術がないのがもどかしい。
ぼくは絵画のことは時代をさかのぼるほど不案内になっていくんだけど、
こういう作品を見ると、もっと勉強しなければと思うんだよなぁ。
ちょっと前に見たダ・ヴィンチの「ほつれ髪の女」もそうだったけど、
やっぱりルネサンス期の巨匠は別格です。
ちなみにこちらは、東京だけの展示。
九州では代わりにラファエロが展示されるようです。
話は変わって、昨日の台風。関東もすごかったみたいですね。
実は昨日の昼から神戸へ出張に行ってまして、
まさに嵐の中に飛び込んでいったわけで(笑)
とはいえ、心配したほどの激しさでもなくて
ほとんど傘もささずにすんだし、
打ち合わせ先の社長さんからはお土産にお菓子いただいちゃったし、
その後別のお客さんに飲みに連れて行ってもらったし♪
至れり尽くせりの旅でございました。
もう少し時間があれば、のんびり観光していったんですけどね。
電車で香櫨園を通り過ぎて、あぁ、錦繍の舞台だなぁと思って。
次に行ったときはゆっくり散策したいものです。
それともうひとつ、ご報告が。
ひょんなことから仕事で小説を書くことになって、
今月末に新聞、雑誌、webでどどんと掲載になります。
新聞はかなり目立つところなんで、うれしはずかし(笑)
思ったより赤字も少なく、ほぼ原文ママで行くことになります。
広告の一環なんでそれほど面白い内容でもないけれど、
なんだかんだでうれしいもので。
ほんとうは真っ先に報告したい人がいるんだけれど、
なんとなく、このレベルで連絡するのは気がひけて。
もっとちゃんとした形で、ちゃんとした結果を出せた時にと思っています。
何年先になるか分からないけど、信じて歩き続けようと。
今日も明日もがんばろう。
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