足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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ルノワール「ピアノに向かうイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロール」(ドビュッシー展より)

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引き続き、ブリヂストン美術館の
「ドビュッシー、音楽と芸術」より。
図録やチラシのメインビジュアルにも使われている、
ルノワール「ピアノに向かうイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロール」。
前回のドニの作品同様、モデルはアンリ・ルロールの娘さんです。


ルノワール「ピアノに向かうイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロール」
 Yvonne and Christine Lerolle at the Piano(1897)
 Pierre-Auguste Renoir




ルノワールはピアノを主題とした作品をたびたび描いており、
なかでも本作はプロのモデルを使わず、
プライベートなものとして制作されたことから
実にリラックスした、やさしい表情で描かれています。
一方で水平方向にのびた両腕によって画面に十字形の構図が生まれ、
これが作品の安定感につながっているようです。
……なーんて難しいことは置いておいて、
どうなんでしょう、やっぱり彼女たちが弾いてるのはドビュッシーの曲なのかな。
背景にはおなじみドガの踊り子と馬の絵が飾られていて、
ここにも当時の芸術家たちの交流が見え隠れしています。
ちなみにドガもドビュッシーやルロール家の人々と交流があり、
イヴォンヌとクリスティーヌを写真に撮ったとのこと(描かなかったのか?)。


ところで前回の記事からたびたび登場するアンリ・ルロールという画家。
この人の作品もいくつか展示されていて、これがまた素晴らしかったのです。
特に扉のむこうに女性を配した室内画、
「肘掛け椅子のある室内」と「室内、ピアノを弾くルロール夫人」は
構図や作品に漂う静けさ、詩情がハンマースホイにも似ていて、
一目見て惚れ込んでしまいました。
いずれも個人蔵で画像が見当たらなかったのでご紹介できませんが、
この人の作品、もっと見てみたいなぁ。



最後におまけ、ドビュッシー「月の光」。
Eテレでたまたま流れているのを耳にしまして。







今日も明日もがんばろう。
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