足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

福田平八郎「雨」(福田平八郎と日本画モダン)

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これはなんと大胆な!
瓦、瓦、ただただ瓦。
モダンというかポップというか、実におもしろい作品です。
描いたのは福田平八郎、タイトルは「雨」。
ん……雨?


福田平八郎「雨」
 Rain(1953)
 Fukuda Heihachiro




よく見ると、瓦の表面にぽつぽつと雨のあとが。
降り始めのその瞬間を描いているわけですね。
そうやって見ていくと、瓦の質感もみごとに表現されています。
雨降りの空気感や匂いまで感じられそうな。
瓦の輪郭も単純なようでいて、微妙に墨の濃淡で変化を出していますね。
一見シンプル極まりないようでいて、見所のたくさんある作品なわけです。


山種美術館の「福田平八郎と日本画モダン」、
本日で最終日でしたが、いまだに前期に行かなかったことを悔やんでいます(笑)
また同じような企画で展覧会やってくれるとうれしいなぁ。
ちなみに今後の山種美術館の予定ですが、
7月28日からは夏休み企画として「美術館で旅行! —東海道からパリまで—」。
旅をテーマにした展覧会で、奥村土牛の「鳴門」が出品されるようです。
そして9月29日からは、「没後70年 竹内栖鳳 —京都画壇の画家たち—」。
待ちに待った栖鳳の回顧展です!
奈良の松伯美術館で開催されている企画が巡回するのかな?
だとすると、以前ご紹介した「ベニスの月」や「大獅子図」も出るかもです。
あぁ、楽しみだなぁ。




今日も明日もがんばろう。
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2 Comments

こすずめ says...""
絵画、詳しくはありませんが・・・
福田平八郎は、好きな画家の一人です。
中でも、これがいちばん好き!
2012.07.23 19:43 | URL | #CqptDIYc [edit]
スエスエ201 says..."Re: タイトルなし"
> こすずめさん

コメントありがとうございます。
シンプルなようでいて、この構図・トリミングは普通の人じゃ絶対たどり着けないんでしょうね。
今回あらためて福田平八郎の魅力に気付かされた次第です♪
2012.07.24 02:45 | URL | #- [edit]

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