足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

酒井抱一「夏秋草図屏風」

2   0


日中は夏の雨、夜になったら秋の風。
今日はそんな1日でした。
これからちょっとずつ、昼間も涼しくなっていくんでしょうね。


酒井抱一「夏秋草図屏風」
 Flowering Plants of Summer and Autumn(1821)
 Sakai Hoitsu




こちらは酒井抱一「夏秋草図屏風」。
尾形光琳の「風神雷神図屏風」の裏側に描かれた、
江戸琳派の傑作です。
左側(雷神の裏)には白百合や女郎花など、
突然の雨にうたれた夏草が描かれています。
一方右側(風神の裏)には、風に吹かれる秋草として
薄や葛といった秋の草花が配置されています。
そして右上には瑠璃色の流水があざやかに。
夏から秋へ、いやおうなく変わる季節のはかなさが
この一枚に込められているような気がします。


話はかわって・・・。
また、一番好きな小説を読み返しています。
読み進めるのがもったいなくて、読み終えてしまうのが少し怖くて、
気がつけばもう半月くらいたってしまいました。
文字の連なりを指でなぞるように、ひとつひとつの言葉をかみしめるように、
そんな読み方をしています。
また自分のなかで、何か変わるだろうか。
そういう小説だから。。



今日も明日もがんばろう。
人気ブログランキングへ  Twitterボタン



関連記事

-2 Comments

まろ says..."聞かぬが花"
何の本ですか?と聞くのはやはり野暮、聞かぬが花でしょうか。そういう本があることが羨ましいです。私も青春時代は何度も何度も、それこそ擦り切れるまで読み返した本が何冊もありましたが、最近はトンとご無沙汰で、やはり感性の磨滅でしょうか。
あの「風神雷神」の裏が酒井抱一のこの絵だったとは、勉強不足でした・・・
最近は洋画のダイナミックな表現とか迫真の色彩世界とかよりも、日本画の枯淡や味わいが妙に心に残るようになって来ました。これも年のせいでしょうか(笑)
2012.09.08 13:21 | URL | #Koy3t6Qg [edit]
スエスエ201 says..."Re: 聞かぬが花"
> まろさんへ

こんばんわ。宮本輝の作品です。
以前ブログで彼の作品について書いていらっしゃったのでご存知かもしれませんが、
書簡形式の、とても美しい小説です。


夏秋草図屏風はもともと風神雷神の裏に描かれていて、
いまは表裏別々にして保存されているようです。
ぼくも少しずつ日本画や陶芸への興味が増していて、
海外のいろんな作品に触れることで、
かえって日本的な感性が刺激されているのかなぁ、なんて思っています。
日本人としての原点に立ち返れるなら、それは素敵な年の取り方ですよね。
2012.09.10 00:16 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://suesue201.blog64.fc2.com/tb.php/611-27fe1394
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。