足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

ルーベンス「ライオン狩り」

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またアンソール展のお話に戻ります。
今回、なにげに注目なのがルーベンス。
損保ジャパン東郷青児美術館の展示では、
なんと5点も見ることができるのです。
そのうち油彩は「ミネルヴァ」1点で、
残りはすべて銅版画。そしてこの銅版画がすごいんです。
と思ってパラパラ図録をめくっていたら、
見た覚えがないけど激しく気になる作品が。
こちらの「ライオン狩り」という銅版画です。


ルーベンス「ライオン狩り」
 Lion Hunt
 Peter Paul Rubens




これ、すっごいかっこいいですね。実物を見たかった!!
ほかの会場では展示されるんでしょうかね。
ルーベンスは油彩でも同様のテーマで描いているそうですが、
いやはやなんとも、この迫力といったら。
このエネルギー、この密度。
……何かに似ているような。
そうだ、ダ・ヴィンチの「アンギアリの戦い」だ!!


アンギアリの戦い



って、よく考えたら一般に知られているこの作品、
ルーベンスによる模写なんですよね。
偉大なるルネッサンスの巨匠の影響を受けて、
「ライオン狩り」も制作されたんでしょうか。
ちなみにダ・ヴィンチの「アンギアリの戦い」ですが、
実物はジョルジョ・ヴァザーリによって隠されてしまいました。
なんと作品のうえに、別の絵を描いてしまったんですね。
このくだりは前にも書いたので、そちらをご覧あれ。

参考:ダ・ヴィンチ「アンギアリの戦い」



で、さらに話は飛びまして。
ダ・ヴィンチの「アンギアリの戦い」を封印したヴァザーリですが、
「モナ・リザ」についてもある伝説を残しています。
ダ・ヴィンチは、「モナ・リザ」を2枚描いていたというのです。
一枚は1503年に描かれたものの未完成に終わったオリジナル、
そして1517年に完成したのがもう一枚の「モナ・リザ」。
後者がルーブル美術館所蔵の有名な「モナ・リザ」なんですが、
それでは前者は……?


これが昨年Bunkamuraでも展示された
「アイルワースのモナ・リザ」であるとして、
昨日ニュースになっていましたね。
なんとダ・ヴィンチの真作だったとは!!!
当然のことながら賛否両論あるみたいですが、
どうせなら真作だと思ったほうが楽しいですもんね。
展覧会、見に行ってよかったな♪

アイルワースのモナ・リザ




今日も明日もがんばろう。
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