フランソワ・ポンポン「シロクマ」(メトロポリタン美術館展より)
これは……!
なんという愛らしさ!
フランソワ・ポンポンの彫刻作品「シロクマ」、
作者の名前もかわいいです(笑)
Polar Bear(c.1923)
François Pompon
ロダンのアトリエ助手を務めていたポンポンが独立したのは、
ロダンの死後、60歳を過ぎてから。
この「シロクマ」を制作したのも67歳のときというから驚きです。
一見シンプルなようでいて、実に味わい深いフォルム。
思わずなでなでしたくなっちゃいます^^
大理石の肌触りが気持ちいいんだろうなぁ。
「シロクマ」はメトロポリタン美術館だけでなく、
オルセーや国内では群馬県立館林美術館も所蔵しているとのこと。
本展を見逃した人も、群馬に行けば会えるわけですね♪
東京都美術館の「メトロポリタン美術館展」では
第3章「動物たち」として、
動物にちなんだ作品を集めたコーナーが設けられていました。
メソポタミア王朝の牛頭装飾、プトレマイオス朝の猫の小像など
紀元前の工芸品から、ポンポンの「シロクマ」のような現代の作品まで。
いっそ動物だけに絞った展覧会でもよかったんじゃないかと、
そんなことさえ思ってしまいました。
動物好きの方はぜひ足を運んでみてください。
上野動物園とセットで見るのもいいかもです♪
今日も明日もがんばろう。
- 関連記事