ビアスタット「マーセド川、ヨセミテ渓谷」(メトロポリタン美術館展より)
19世紀後半、アメリカ西部の大自然を描いた
ハドソン・リバー派の画家、アルバート・ビアスタット。
彼の作品を見てみたいとずっと思っていたのですが、
ようやく東京都美術館の「メトロポリタン美術館展」で出会うことができました。
Merced River, Yosemite Valley(1866)
Albert Bierstadt
こちらはビアスタット「マーセド川、ヨセミテ渓谷」。
荒々しい岩肌は水面に映ってやわらかく表情を変え、
波ひとつない静かな川を小舟がすべっていきます。
草を食む馬、不格好な樹々。
岩棚にたたずむ先住民。
遠くかすんで消える山頂。
黄金色の渓谷美が、ここに描かれています。
メトロポリタン美術館展では
ビアスタットの作品は1枚しか展示されていませんでしたが、
せっかくなので、彼の作品をいくつか。
The Oregon Trail
Sunset over a Mountain Lake
Tropical Landscape with Fishing Boats in Bay
The Sierras near Lake Tahoe, California
Kings River Canyon California
こういう絵を見てると……旅行したくなっちゃいますね(笑)
今日も明日もがんばろう。
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