ファンタン=ラトゥール「皿の上のバラ」
バラの画家、アンリ・ファンタン=ラトゥール。
彼が描いた白、黄、ピンクの美しいバラを捧げましょう。
Roses in a Dish
Henri Jean Théodore Fantin- Latour
今日は友人たちの結婚式でした。
ちょうど同日に2件重なってしまったんですが、
運よく昼と夕方で時間が離れていたので
両方にしっかり顔を出すことができました。
昼からの結婚式は、花嫁がバイト時代の友人で
ぼくより2つ年下なんですが、ついに先を越されてしまいました。
なかなかいい相手が見つからず、
数年前に飲み会セッティングしたこともあったっけ。
突然「結婚します」ってメールを受け取ったときは、
びっくりやら嬉しいやらで、そして正直うらやましかったなぁ。
純白のドレス姿も素敵だったけど、お色直しの和装がよく似合っていたよ。
旦那さんも優しそうで、頼りがいがありそうで。
毎度おなじみですが、花嫁の手紙で号泣してしまいました(笑)
明るく笑いのたえない家庭を築いてほしいなって思います。
その次は新郎が会社の同僚、新婦が以前ぼくの部下として働いていた女性でした。
2人とも一生懸命で、まじめで、思いやりがあって、
人のために尽くすことに喜びを見いだせる人たちです。
そんな2人が結ばれたってことが自分のことのように嬉しく、
もう、ずーっとウルウルしてました。
ただ、“元”とはいえ、大事な部下の一番大切な日だし、
上司としてかっこ悪いところは見せられないからね。
危ない場面もありましたが、なんとかこらえました。
頼まれていたスピーチもどうなることかと思ったけど、
喜んでもらえたみたいで……。
緊張しきりのぼくに比べて
2人とも堂々としてリラックスしていたのは、
それだけ信頼しあっているってことなんだろうね。
これからも何かと仕事で迷惑かけることがあると思うけど、
なるべく早く帰れるようにぼくも努力いたしますので。
「思い出は、過去よりも未来に数多く待ち受けている」
——宮本輝の小説に出てくる言葉です。
これまで2人が築いて来た思い出はとても価値あるものだけど、
これから先にはもっとすてきな未来が待ち受けているはず。
2人でたくさん思い出をつくって、
もっともっと幸せになってください。
今日も明日もがんばろう。
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