足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

ハント「カイロ、ゲベル・モカッタムの落日」とWake Owl「Gold」

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エジプト・カイロに落ちる陽の光に魅了され、
ラファエル前派の画家ウィリアム・ホルマン・ハントは
黄金色に染まりゆく景観を水彩で描きました。
山並みはピンク色に、建物はオレンジ色に、
影は青をはらんで昼間とは違った色彩をたたえています。
「カイロ、ゲベル・モカッタムの落日」。
乾いた大地をつつむ神秘の光。


ハント「カイロ、ゲベル・モカッタムの落日」
 Cairo, Sunset on the Gebel Mokattum(1854, 1857 and 1860-61)
 William Holman Hunt




この作品もBunkamura ザ・ミュージアムの
「巨匠たちの英国水彩画展」で展示されていました。
ラファエル前派のコーナーではなく、
「旅行:グランド・ツアーを越えて、東方へ」というコーナーにて。


オリエンタリズム(東方趣味)というと
ドラクロワやアングルなどフランスの画家を思い浮かべますが、
英国の画家たちもナポレオン戦争終結によってヨーロッパへの道が開けると
ヨーロッパ各国のさらにその先、
エジプトをはじめとする東方に興味を抱くようになります。
ハントはそのなかでもいち早く東方の風景を実見した画家でした。
当初はエジプトの景色に嫌悪感を覚えるも、
やがてこの地の光に魅了されて多くの油彩画・水彩画を描くように。
「カイロ、ゲベル・モカッタムの落日」でも
イスラム風の丸屋根やミナレット、
中央下部にはオリエント模様の絨毯が描かれており
ハントが目にしたであろう美しい光景が広がっています。
ほかの水彩画家の作品にくらべてとりわけ色彩が強く感じられるのは
描かれた風景自体が強烈な光に照らし出されていたからなのでしょうか。



最後に、最近知ったすてきな曲を。
Wake Owlの「Gold」という曲です。
まだアルバムは出していないそうで、
来年1月にデビューEPが発売になるとのこと。楽しみです♪




I don't feel like I'm falling, I'm up against the sky,
I said I'd taken it all in to make the good life,
I don't feel like I'm falling, I'm up against the sky,
let's grab the heart of the world and turn into the light




今日も明日もがんばろう。
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