足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

川瀬巴水「築地本願寺の夕」

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日比谷線の築地駅を降りてすぐ、
異国情緒たっぷりの、古代インド様式の建物がそびえています。
およそ80年前に建立されたこの建物、
じつは浄土真宗の寺院なんですね。
大正・昭和の浮世絵師、川瀬巴水も
このオリエンタルな寺院を版画にしております。
作品名は「築地本願寺の夕」。
月下、青錆色に染まりゆく伽藍を描いた傑作です。


川瀬巴水「築地本願寺の夕」
 Evening Moon at Hongan Temple, Tsukiji(1936)
 Kawase Hasui




年始に静岡の親戚(叔父・叔母)が遊びにきまして、
東京観光に連れて行くことになりまして。
声がでかい・態度がでかい・顔がでかいと三拍子そろった方々で
行く前からあーだこーだとやかましくてですね。
築地本願寺に行くならついでに浜離宮とか……と提案しようものなら、
「去年行ったからいやだ!」と口をそろえて文句を言う始末で(笑)
とはいえ、なんだかんだで愉快なひとときでございました。
で、築地本願寺となれば当然巴水の作品を意識するわけでして
アングルにこだわって、ぱしゃっと一枚。
なかなかいい感じに取れたと思うんですがいかがでしょう。

築地本願寺201301
 築地本願寺。夕暮れ時だったらもっと雰囲気出たんだけどな。



ちなみに築地本願寺、外観は異国風ですが
中に入ればいかにもな仏教風のたたずまい。
しっかりお参りしてきました。
親戚のおっさんは「わしは曹洞宗だからお参りなんかせんぞ」と
そっぽを向いてましたが。。


そのあとは汐留で食事をして、
新しくなった東京駅を見て解散。
ひさびさに家族・親族にサービスしたもんだから疲れちゃいました(笑)
年末年始はなるべくのんびり過ごそうと思ってたんですが、
なかなかそうもいかないもので。

東京駅201301
 東京駅外観。赤レンガが素敵。



ちなみに今年最初の展覧会は三菱一号館美術館の「シャルダン展」に。
2回目の鑑賞なので、勝手知ったる何とやらで気ままに楽しんできました。
読書初めは宮本輝「花の降る午後」。思い出の一冊です。
いろんなことを思い出して、今年も頑張ろうと思いました。
そして映画初めは「ルビー・スパークス」。
スランプに陥った人気作家が、
理想の女性キャラクターをもとに小説を書き始めたところ……
作中の人物のはずが、現実に彼の前に姿をあらわし、恋に落ちるという物語。
「リトル・ミス・サンシャイン」の監督の作品ということで
笑いもばっちり、キュートで楽しくてほろっと泣ける素敵な映画でした。


さて、明日はいよいよ正月休み最終日。
東博参りでもしてこようかな。
長谷川等伯の「松林図屏風」が公開されているらしいので。
それとも1日のんびりゴロゴロするか…。
起きてから考えようっと。



今日も明日もがんばろう。
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