ピサロ「昼寝、エラニー」
今日はなんとなく、
明るくてあたたかくて、やさしい絵を紹介したくて。
そう思ったとき、頭に浮かんだのは
モネでもルノワールでもなくて、ピサロなのでした。
La Sieste, Éragny(1899)
Camille Pissarro
カミーユ・ピサロ「昼寝、エラニー」。
昨年、宇都宮美術館のピサロ展で見た作品です。
刈入れの途中、積み藁のかげで昼寝をする女性。
悲しみも苦しみもなく、描かれているのはただひとときの休息。
細かい説明なんて必要なくて、見たらなんとなく心が安らぐ。
それがピサロの一番の魅力だと思います。
今日も明日もがんばろう。
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