小泉淳作「雲龍図」(建長寺の天井画)
鎌倉ぶらり旅、最終回は建長寺です。
前から行きたいと思っていたお寺でして、
ここには昨年亡くなられた日本画家・小泉淳作の大作があるのですよ。
Dragon on the Ceiling at Kencho-ji's Hatto in Kamakura(2000)
Koizumi Junsaku
小泉淳作による天井画、「雲龍図」。
縦約10m、横約12mという巨大な円形のなかに描かれた龍は
螺旋状に身をくねらせて見るものを威嚇しているかのようです。
五爪の後足には龍玉をつかみ、雲と雷を身にまとう様に
思わずのけぞりそうになってしまいました。
この「雲龍図」は、建長寺の創建750年を記念して2000年に描かれたもの。
翌年に描かれたのが、以前ご紹介した京都・建仁寺の「双龍図」です。
これでようやく、建仁寺・建長寺の龍を見ることがかないました。
満足至極、龍神様に連れられて天にものぼる心持ち♪
あとは、東大寺の襖絵も見たいんだよなぁ。。
鎌倉ぶらり一人旅は、こんな感じであっちこっち楽しんでまいりました。
おみやげは、美濃焼のぐい呑み。
色がとてもきれいなので、思わず買っちゃった。
2万円のと2千円のがあって、うっと迷って2千円のを(笑)
高いやつのほうが表情豊かですてきだったんだけど、無理はできぬゆえ。。
日本酒はあまり得意ではないんですが、
器をかえるとおいしく感じられるから不思議ですね。
矢筈窯のぐい呑み。日本酒注ぐときれいなんだ、これが。
さて、次はどこに行こうかな。
近場だったら箱根とか熱海とか、
遠出して関西、四国あたりも行きたいな。
春には名古屋で応挙展に松園展、
京都では狩野山楽・山雪展、
そんで宇都宮でクリムト展があるし、
さすがに全部は行けないだろうけど
うまく都合つけて行けたらなぁ。
今日も明日もがんばろう。
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