足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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マックスフィールド・パリッシュ「樫の木に覆われて(居心地のいい場所)」

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前回に引き続き、マックスフィールド・パリッシュについて。
20世紀初頭のアメリカン・イラストレーション黄金時代を代表する画家として
地位と名誉を手に入れたパリッシュでしたが、
1931年、彼はそれまでのスタイルを捨てて
新たな道を歩み始めます。


マックスフィールド・パリッシュ「樫の木に覆われて(居心地のいい場所)」
 Sheltering Oaks(A Nice Place to Be)(1956)
 Maxfield Parrish




パリッシュ「樫の木に覆われて(居心地のいい場所)」。
鏡面のように世界を映し出す湖、
白い雲をしたがえた青い空、黒い影を宿した巨大な樹木。
大いなる風景のなかで家々はぽつんとたたずみ、
この世界の主役は人ではなく、自然なのだと気づかされます。


華やかなりしイラストレーターの地位を捨てて、
パリッシュが選んだのは風景画家としての人生でした。
それは奇しくも、父親が歩んだのと同じ道程だったそうです。
血は争えなかったのか、それとももっと深い事情があったのか——
ぼくには検討もつきませんが、
成功者としてのにぎやかな暮らしよりも
静かな風景に身を寄せたかったのかなぁと
そんな風に思うのです。
それがパリッシュにとっての「居心地のいい場所」だったのかな、と。




 おまけ。ぼくが一番好きなバンドです。



今日も明日もがんばろう。
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Maxfield ParrishMaxfield Parrish
(1997/03)
Coy Ludwig

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