スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
太陽の下で踊る裸婦たち。
同じ群舞でも、マティスの「ダンス」とは実に対照的です。
金と青がまじり合い、濁り、心地よい混沌を生み出していく。
青木繁「輪転」、祭祀的な雰囲気の一枚です。
Metempsychosis(1903)
Aoki Shigeru
先日の福岡出張、初日は移動だけだったので
福岡空港から久留米へ向かい、石橋美術館に行ってきました。
ここはおなじみ東京・ブリヂストン美術館の姉妹館。
福岡出身の画家の作品が多く収蔵されており、
そのなかの一人が久留米出身の洋画家・青木繁なのです。
代表作「海の幸」をはじめ、有名どころがずらりと並び
2年前の「青木繁展」を彷彿とさせる充実ぶり。
青木にかぎらず、坂本繁二郎や高島野十郎、古賀春江などなど
地元ゆかりの画家たちの魅力に触れる展示でした。
少し離れたところにある久留米城跡には、青木繁の歌碑が。
石橋美術館は庭園もすばらしく、
前庭には洋風のバラ園とペリカン噴水が、
美術館の奥には広大な日本庭園が広がっていました。
梅や椿など春の花が咲き乱れており、
あたたかな日差しの下でのんびりとハックション……あれ?
なぜか福岡滞在の2日間にかぎってクシャミと鼻水が(笑)
花粉のせいなのか黄砂のせいなのか分かりませんが、
おかげで美術館のなかでも盛大なクシャミをやらかしてしまいました。。
石橋美術館に咲いていた椿。「夢」という品種。
さて、次回は同じ敷地内の石橋美術館別館でやっていた
すてきな展覧会のお話を。お楽しみに〜。
今日も明日もがんばろう。
![]() | 悲劇の洋画家 青木繁伝 (小学館文庫) (2002/12) 渡辺 洋 商品詳細を見る |