ビアスタット「ヨセミテ渓谷」
また旅に出たいと思いながら
日々の雑事に追われています。
Valley of the Yosemite(1864)
Albert Bierstadt
アルバート・ビアスタット「ヨセミテ渓谷」。
黄金の光に包まれた、アメリカの雄大な風景です。
ハドソン・リバー派の画家ビアスタットは
アメリカ西部の自然を多く描いたことで知られており、
コロラドには彼の名にちなんだ山があるんですって。
日本ではあまりなじみがありませんが、
個人的にはいつか回顧展を開いてほしいと願う画家のひとりです。
本作は名古屋ボストン美術館の「ドラマチック大陸」に出ていました。
ナイアガラの滝やグランド・キャニオンなど風景画でたどるアメリカ。
展覧会は玉石混淆な感もありましたが、
トマス・コールやジョージア・オキーフ、ウィンズロー・ホーマー、
マックスフィールド・パリッシュなど気になる画家の作品もあって
じっくり堪能させていただきました。
それにしても……。
こんな大自然に抱かれて一日を過ごせたらって思います。
当分あわただしい日々が続きそうで、
働けば働いただけいろんなものを失っていくような気がして
何のために頑張ってるのか分からなくなってきちゃいました。
まとめて休みとって旅行いきたいな。。
今日も明日もがんばろう。
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