ゴッドワード「甘美な無為」
ジョン・ウィリアム・ゴッドワード「甘美な無為」。
アルマ・タデマを思わせる大理石の表現と
イギリス新古典主義の古代描写に加え、
やはり印象的なのは黒眼がちの女性の表情。
そして横たわる姿とオレンジ色の衣装の襞は、
フレデリック・レイトンの「6月の炎」を彷彿とさせます。
と、この絵を見てあれこれ考えるのは野暮ってものでしょう。
何もせず何も考えず、無為な時間を過ごすのも時にはいいものです。
あぁ、こんなふうにのんびりしたい。
Sweet Nothings(1904)
John William Godward
連休初日は宇都宮で取材がありまして、
ついでにクリムト展を見てきました。
こちらの模様も追ってご紹介したいと思います。
翌日は姉の結婚式、その後友人と飲みに行ってタクシー帰り(アホ)、
3日目は完全燃焼の灰になっちまった状態でだらーっとしてました。
こんな感じで例年になく慌ただしかったせいで、
今日はひどくグロッキーな一日。
あと2日、がんばらなければ……。
連休後半は特に予定もないので、
いつもどおり美術館巡りかなぁ。
今日も明日もがんばろう。
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