足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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鏑木清方「桜もみぢ」

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季節外れではございますが、
鏑木清方の「桜もみぢ」という作品を。


鏑木清方「桜もみぢ」
Red Leaves(1932)
Kaburaki Kiyokata




季節の移ろいや自然のありように対して
しみじみと心から湧き出ずる「あはれ」という感情。
ことに秋の紅葉はあでやかに美しくも
色づいた葉が風に舞うさまはどこか寂しいものです。


サントリー美術館の「もののあはれと日本の美」では
源氏物語や古今和歌集などにちなんだ
古くは平安から昭和にかけての作品が展示されており
なかには狩野派や土佐派による壮麗な金屏風もあったのですが、
一番印象に残ったのは清方の「桜もみぢ」でした。
姐さんかぶりで腰を下ろす女性の表情は何だかなまめかしく、
駕籠に乗った女性もいわくありげです。
松園の真っ直ぐで凛々しい美人画にくらべると
清方の描く女性からは弱さ儚さそして「あはれ」を感じますが、
男性は女性にそういうものを求めているから、でしょうか。


サントリー美術館の「もののあはれと日本の美」は6月16日まで。
例によって頻繁に展示替えが行われますので、
事前にホームページで作品リストを見ておくといいかもしれません。





今日も明日もがんばろう。
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鏑木清方―逝きし明治のおもかげ (別冊太陽 日本のこころ 152)鏑木清方―逝きし明治のおもかげ (別冊太陽 日本のこころ 152)
(2008/03)
倉田公裕

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