足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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映画「モネ・ゲーム」

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印象派の巨匠、クロード・モネ。
彼の代表作「積みわら」をめぐる映画
「モネ・ゲーム」をさっそく見てまいりました。


モネ・ゲーム



主演はコリン・ファースとキャメロン・ディアス。
「積みわら」の連作にはナチスの手に渡り所在不明になった作品があり、
その1枚を使った贋作詐欺を企てる! というもので、
美術ファンにとってはニヤリとさせられる内容なわけです。
ちょっとお下品なドタバタコメディなわけでして、
となるとキャメロンが完璧にはまり役。
彼女のためにこの映画があるといっても過言ではないくらい。
「英国王のスピーチ」でオスカーを受賞したコリン・ファースも
冴えない美術学芸員を見事に演じてます。
個人的に受け入れがたいジョークも多々あって
何度か席を立とうかとも思いましたが、
そのモヤモヤも最後にしっかり解消してくれました。
若干ストーリーが弱いような気もしますが
肩の力を抜いて楽しめる映画だったと思います。


さて、積みわらといえば。
基本的には1890年夏から翌年春にかけて制作された25点を指し、
モネが住んでいたジヴェルニーの農村風景を
季節、天候、時間帯によって変わる光の表情とともに描いた代表作です。
またこの25点以外にもモネは積みわらを描いており、
最近ですと埼玉県立近代美術館のコレクション展で
「ジヴェルニーの積みわら、夕日」という作品を見てきました。
こちらは連作に着手する2年ほど前に描かれた、記念碑的作品だそうです。

モネ「ジヴェルニーの積みわら、夕日」
埼玉県立近代美術館所蔵、モネ「ジヴェルニーの積みわら」



さらに、1885年にもモネは積みわらを描いており
それが大原美術館所蔵の「積みわら」になります。
連作とは違って、空を流れる雲や風にゆれる樹々、
日陰で休む人物などが描かれているのが特徴で
とてものんびりした、心地よい作品。
個人的にはこれが一番好きかな。
フレームに入れて、部屋に飾っております。

モネ「積みわら」大原
大原美術館所蔵、モネ「積みわら」



1891年には連作のうち15枚による展覧会が行われ、
数日で完売したとのこと。
モネの積みわらが大集合だなんて……
なんともうらやましい話です。
そういう展覧会、どこかでやってくれないかなぁ。




今日も明日もがんばろう。
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