シモン・ヴーエ「富のアレゴリー」
左側のクピドが高々と掲げるのはきらびやかな宝石類。
有翼の女性はどこか蔑むような表情で
もうひとりの幼子を抱き寄せています。
シモン・ヴーエ「富のアレゴリー」。
お金じゃないのよ人生は、という作品なわけです。
Allegory of Wealth(1630-35)
Simon Vouet
お金に対する執着が人一倍薄いせいか、
これまで貯金とか投資とかほとんど意識したことがなくて
お給料は本とお酒に消えていくわけです。
さすがに30過ぎるといろいろ考えてしまいますね。
先日、社長のあまりの横暴と会社の迷走に嫌気がさして
全社員の前で社長とバトルを繰り広げてしまいました。
もうクビになってもええわいと、そんな気持ちが正直なところで
仲のいい同僚も一緒に戦ってくれたんですが
結局さしたる進展もなく、曖昧なまま結論先延ばしに。
そんなこんなで、一緒に会社起こそうとかフリーになったほうがいいよとか
ここのところ色々言われるわけです。
お金じゃないのよ人生は、と思いますが、
こんなときに一発宝くじでも当たってれば
迷うことなく次のステップに進めるのになぁ、なんて。
All 'bout The Money とは申しませぬが、
食うに困らぬくらいはあったほうがよさそうだ。
何だか今日はせせこましい話になってしまいましたが、
そんな近況なのでございます。
姉がフリーで編集やってるんで、
今度話を聞いてみようかな。
おまけ。ここまで言い切ったらそれはそれで立派。
今日も明日もがんばろう。
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