ホガース「ジン横丁」と「ビール街」
ビールを飲めば神に祝福され、ジンを飲めば地獄行き
(中野京子「怖い絵3」より)
Gin Lane(1751)
William Hogarth
Beer Street(1751)
William Hogarth
18世紀半ばのロンドンでは、
ビールや林檎酒の値段が急騰したこともあって
質の悪い安酒・ジンが大流行していました。
安酒ゆえに健康を損なう人もいれば、酒ほしさに犯罪に走る人も。
子どもの服を質に入れてでもジンを飲む――そんな母親もいたそうです。
前後を忘れて酩酊する人々の姿はこの世の地獄とも言うべきありさま。
ホガースはその光景を「ジン横丁」という版画であらわしています(画像上)。
そして、その対となる作品が「ビール街」(画像下)。
ジンは堕落の酒、ビールは祝福の酒とでも言わんばかりに
飲酒を健康的に楽しむ人々の姿が描かれています。
お酒はやっぱり楽しく飲まなくちゃね、ってなもんで。
そんなわけで、連日ビール飲んでばっかりで
ブログの更新頻度が落ち気味なのも、ひとえにビールのせいでして。。
酔うと寝ちゃうんですよね。ころんと。
ちなみに水曜は、東京ドームで野球観戦しながら飲んでました。
楽しかったな〜。
野球のルールはよく分かりませんが、
あの雰囲気で飲むビールは格別です♪
おまけ。かっこ良すぎるわ〜
今日も明日もがんばろう。
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