足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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ロイスダール「オートマルスムの眺め」

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ヤーコプ・ファン・ロイスダール。
フェルメールと同時代にオランダで活躍した風景画家です。
最近ではベルリン展やマウリッツハイス展で作品が来日してましたが、
彼の作風は空の描き方に特徴があります。
地平線を低くとり、空と雲を大胆に美しく。
たとえばこの、「オートマルスムの眺め」のように。
赤い屋根の家並み、尖塔、白い風車、手前の人物など
語るべき要素はたくさんありますが、
やはり目をひかれるのは空なんですよね。


ロイスダール「オートマルスムの眺め」
View of Ootmarsum(17th century)
Jacob Izaaksz van Ruisdael






おお見よ、白い雲はまた
忘れられた美しい歌の
かすかなメロディーのように
青い空をかなたへ漂って行く!

長い旅路にあって
さすらいの悲しみと喜びを
味わいつくしたものでなければ、
あの雲の心はわからない。

私は、太陽や海や風のように
白いもの、定めないものが好きだ。
それは、ふるさとを離れたさすらい人の
姉妹であり、天使であるのだから。

(ヘルマン・ヘッセ「白い雲」)






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-2 Comments

ときわざくら says..."白い雲"
こんにちは、北海道に帰省した時の小旅行で、雲が流れていくのを車窓から、眺めていました。
ヘッセの詩集を読んでみたくなり、ただ今到着待ちです(笑)
いつも、素敵な詩を紹介して下ってありがとうございます
2013.09.10 16:11 | URL | #P8/P/OIU [edit]
スエスエ201 says..."Re: 白い雲"
> ときわざくらさん

こんばんは。
北海道の空はきっときれいでしょうね。
雪の降る日にしか行ったことがないもので・・・。
ヘッセの詩集、おすすめです。
小説にくらべるとやや難しい気もしますが、
心に響く言葉がたくさん詰まっていて。
2013.09.13 05:10 | URL | #- [edit]

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