足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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マティス「コリウールのフランス窓」

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昨日ご紹介した、
マティスの「コリウールの開かれた窓」。
この9年後に、マティスはよく似た題名の作品を発表しています。
窓は同じように開いているけど、その先に広がるものは……。


マティス「コリウールのフランス窓」
French Window at Collioure (1914)
Henri Matisse




アンリ・マティス「コリウールのフランス窓」。
マティスらしからぬ静寂と寂寥感をたたえた、
垂直の色面のみで構成された抽象絵画のような作品です。
窓の向こうに広がるのは青く澄んだ地中海ではなく、
夕闇のような一面の暗色。
青や緑の明るい色彩とのギャップが大きすぎて
思わず戸惑ってしまいます。昼なのか、夜なのか。


実際にはこの暗色のなかにも
コリウールの風景が描かれているそうですが、
それにしたってマティスらしくない。
時あたかも、第一次世界大戦の年。
従軍を志願しながら受け入れられなかった負の感情が
この作品にあらわれているとする声もあるようです。
たしかにこの時期の作品は少し暗いかもしれない。
本当のところは分からないけれど……。



目の前に広がる海と、そこに浮かぶ小舟。
その光を影に変えてまで
画家が残そうとしたものは何だっただろう。
開かれた窓の向こうに何を見るかは、
結局は鑑賞者に委ねられているんだろうけれど。




The water is wide, I can't cross o'er
And neither have I wings to fly
Give me a boat that can carry two
And both shall row, my love and I

Now love is gentle and love is kind
The sweetest flower when first it's new
but love grows old and waxes cold and fades away
like morning dew

There is a ship and she sails the sea
She's loaded deep as deep can be
But not as deep as the love I'm in
I know not how I sink or swim

The water is wide, I can't cross o'er
And neither have I wings to fly
Give me a boat that can carry two
And both shall row, my love and I
And both shall row, my love and I










今日も明日もがんばろう。
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