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足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

グリムショー「真夏の夜」と「エンデュミオン」

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今週も暑かったですね・・・。
夜はだいぶ暑さがやわらいできた気がしますが、
まだまだ寝苦しい夜が続きそうです。


真夏の夜
Midsummer Night(1876)
John Atkinson Grimshaw




今回ご紹介する1枚は、
ジョン・アトキン・グリムショーの「真夏の夜」。
暑さで目が覚め、ぼんやりとした頭で寝床を抜け出し
夜風に当たろうと庭に降り立つと……
そこには仄かに光を発し、胸の前で手を組み、
羽根を広げる可憐な妖精の姿が。


果たしてこれは、現実なのか。
夢の続きか、それとも夏の暑さが生み出した幻なのか。
グリムショーはこの妖精のイメージに少なからずこだわりがあったようで、
様々な作品で似たようなポーズの妖精が登場します。
たとえば、「エンデュミオン」。
永遠の若さと引き換えに二度と覚めぬ眠りについた
美青年エンデュミオンと、
彼に恋してしまった月の女神ディアナ。
胸の前で手を組む仕草は、
恥じらいのようでもあり、恋に胸を打ち振るわせているようでもあり。
なんとも官能的で、けれどどこか清々しい一枚です。

エンデュミオン
Endymion(1879)
John Atkinson Grimshaw




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(1996/08/29)
Alexander Robertson

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