足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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ターナー「ヴァティカンから望むローマ」

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ここのところ仕事がバタバタなのに加えて
土日は旅行やら何やらで慌ただしく
東京都内の展覧会についてあまり紹介できてませんが、
実はちょこちょこ見に行っています。
今日が最終日だったターナー展も、ちゃんと行ってきましたよ。
ということで、まずはこの作品を。
↑ 勘違いでした。最終日は12月18日(水)。。追記。


ターナー「ヴァティカンから望むローマ」
Rome, from the Vatican. Raffaelle, Accompanied by La Fornarina,
Preparing his Pictures for the Decoration of the Loggia(1820)
Joseph Mallord William Turner




「ヴァティカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って
回廊装飾のための絵を準備するラファエロ」。
1820年、ターナー45歳のときの作品です。
ちょうどこの年はラファエロ没後300年にあたり、
自身が手がけた有名なヴァチカンの回廊を舞台に
頬杖をついて思いをめぐらすラファエロの姿が描かれています。
画家の周囲には「小椅子の聖母」などの絵画や彫刻が配され、
背の向こうにはサン・ピエトロ広場と果てしない青空が広がります。
ラファエロの画業の偉大さをあらわすかのように。
ちなみにラファエロの隣で広場を見下ろしている女性は、
前回ご紹介した作品のモデル、マルゲリータ・ルティ(通称ラ・フォルナリーナ)。
なんとも心憎い演出ではありませんか。

ラファエロ「小椅子の聖母」(参考)
参考、ラファエロ「小椅子の聖母」。



東京都美術館のターナー展、かなりの盛況だったようで
史上初の「美術館で街コン」なんてトンデモな企画もあったみたいです(笑)
初対面の女性とターナーについて語るのはハードル高いんじゃなかろうか。
参加した方々、どうだったんですかね。ちと気になります。
ちなみにどうでもいい話ですが、ターナーは生涯独身なんですよね。。


展覧会の感想としては、ちょっと難しいかな……というのが正直なところでした。
もともと好きな画家で、だいぶ前から楽しみにしていて
めずらしく雑誌の特集なんかで予習して準備万端で見に行ったんですが、
期待しすぎちゃったのかな。これはすごい! って作品も多々あったけど、
全体的にぼんやりしてるというか、変に作品数が多くて疲れちゃって。
どっちかというと後年の実験的な作品群のほうが興味深かったです。
まぁ、有名な画家の回顧展ほど素描とか抽象的なのに
つい目がいってしまうっていうのはあるんですけどね。
でも、ターナー→印象派(晩年のモネあたり)→抽象画
みたいなくくりで展覧会やったら面白そうだなーなんて思いました。
モネ×抽象画っていうのは海外の美術館で事例があるみたいなんで、
ぜひ国内のどこかで企画してくださいませ。




今日も明日もがんばろう。
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