足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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ルノワール「ブージヴァルのダンス」

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引き続き、「光の賛歌 印象派展」より。
展覧会の目玉ともいうべき作品、
ルノワールの「ブージヴァルのダンス」です。
前にもご紹介してますが、あらためて。


ルノワール「ブージヴァルのダンス」1225
Dance at Bougival(1883)
Pierre-Augustê Renoir




「都会のダンス」「田舎のダンス」と並ぶ、3部作のひとつ。
セーヌ川沿いの行楽地ブージヴァルで、ダンスを踊る男女を描いた傑作です。
女性のモデルはマリー=クレマンティーヌ=ヴァラドン。
アート好きの方には、シュザンヌ・ヴァラドンといったほうが分かりやすいかもしれません。
そう、後にモーリス・ユトリロの母親となる女性です。
恋に生き、息子を孤独の淵に追い込んだ女性として知られていますが
「ブージヴァルのダンス」ではそんな雰囲気は微塵も感じさせない、
淑女然とした姿で描かれています。
ルノワールはこのとき、ヴァラドンに想いを寄せていたから……。
結局彼は、「田舎のダンス」のモデルをつとめたアリーヌ・シャリゴと結ばれるわけですが
もしヴァラドンを伴侶に選んでいたら……
絵画の歴史は変わっていたかもしれないですね。


結果はどうあれ、恋の魔力が描かせたこの作品はすばらしい。
視線をそらせた恥ずかしげな表情ですが、身のこなしは軽やかで
安心して男性に身を任せているように見えます。
幸福感に包まれた一枚。聖なる夜に、願いをこめて。



■「光の賛歌 印象派展」の公式サイトはこちら
■ルノワールの作品一覧はこちら。





おまけ。「Fairytale of New York」の名カバーです。




今日も明日もがんばろう。
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