足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

モネ「エトルタの夕焼け」

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丘々は、胸に手を當て
退けり。
落陽は、慈愛の色の
金のいろ。

(中原中也「夕照」より)


モネ「エトルタの夕焼け」
Sunset at Étretat(1885)
Claude Monet






クロード・モネ「エトルタの夕焼け」。
国立西洋美術館の「モネ、風景をみる眼」という展覧会で
一番印象に残ったモネの作品がこちらでした。
オレンジ色の夕焼けと、青い海とが響き合い
夜の前の許されたひとときを美しく染めていく。
あるじのいない3艘の舟は打ち寄せる波に揺られ、
潮騒にまじって船板がきしむ音が聞こえてきそうです。
泣き出したくなるような切ない残照を前に、
画家は胸に手を当てて祈ったのでしょうか。


展覧会はとても盛況で、作品の前にはたくさんの人だかり。
ですので少し離れたところから、色彩に浸るような鑑賞でした。
説明文はあまり読まずに、雰囲気を頼りに。
それもまた、印象派の作品だからこその楽しみ方のように思います。



■国立西洋美術館「モネ、風景をみる眼 19世紀フランス風景画の革新」の公式サイトはこちら
■クロード・モネの作品一覧はこちら





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