川端龍子「百子図」
か、か、かわいい (*´д`*)
Children Playing with an Elephant(1949)
Kawabata Ryushi
川端龍子「百子図」。
終戦後、「象を見たい」と東京の子どもたちがインドに手紙を送ったところ、
昭和24年にインドから贈られてきたというインド象のインディラを描いた作品。
やんちゃそうな象を取り囲む女の子たちが何ともいえず可愛いんですよねぇ。
踊りをおどったりスケッチしたり、象の背中に乗ったり。
こんな絵も描いていたのかと意外な気持ちでしたが、
川端龍子なのでなぜか納得でした。
この作品は、山種美術館の「Kawaii 日本美術」という展覧会で見ることができます。
若冲や栖鳳、熊谷守一、谷内六郎などなど
江戸から現代に至るまでの可愛い作品を取り揃えた愉快な企画。
ここに応挙のワンコが含まれていないのが残念ですし
ちょっと取り合わせに無理があるような気がしないでもなかったですが、
こういう肩の力の抜けた、童心にかえって楽しめる展覧会もいいものです。
会期は3月2日まで。若冲の枡目描きも出てますよ♪
今日も明日もがんばろう。
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