足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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レイトン「母と子(さくらんぼ)

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主題のない絵。
芸術のための芸術。
これもまた、そんな絵なのだそうです。
フレデリック・レイトン「母と子(さくらんぼ)」。
ただただ美しい、母娘の語らいです。


レイトン「母と子(さくらんぼ)」
Mother and Child(Cherries) 1864-65
Frederic Leighton




優美な絨毯やはちきれんばかりに咲く百合の花、
そして鶴が描かれた日本の屏風など
この部屋は美しい装飾で満ちあふれています。
一方、母娘の衣装は至極シンプルで
白とピンクの色合いが実にやわらかな印象を与えます。
かえってそれが、贅沢のなかにある心のゆとりを感じさせて
見ているこちらも穏やかな気持ちになっていくんですね。


そして、母の口元に差し出されたサクランボ。
絨毯の赤よりも鮮烈で、宝石のように輝く果実。
そこに何を読み取るかは鑑賞者の自由なのだと思いますが、
どんな装飾美も、自然の結晶たるこの果実にはかなわないのだと感じました。
それは子どもの純真さであり、命のみずみずしさであり。



この作品は、三菱一号館美術館の「ザ・ビューティフル」で見ることができます。
前回見に行ってから1ヶ月ほどたち、
また見に行きたい欲求がめらめらと。
次に行くときは、森アーツのラファエル前派とセットで見たいな。
「さくらんぼ」だけに、もう一回! なんつって。





今日も明日もがんばろう。
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