足立区綾瀬美術館 annex

東京近郊の美術館・展覧会を紹介してます。 絵画作品にときどき文学や音楽、映画などもからめて。

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川端康成「掌の小説」

ここ最近、1日に30分くらいずつ、声に出して本を読むようにしています、黙読のときも朗読みたいに頭のなかで読み上げるクセがあるんだけど実際に声に出してみると、そこで気づかされることもいろいろあって。読書って奥が深いなぁとあらためて思ってます。で、今日読み終えたのがこちら。川端康成の「掌の小説」。再読です。計111編、それぞれ5ページにも満たないような、それだけに無駄を削ぎ落して研ぎすまされた珠玉の短編集。...
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ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」

ご無沙汰しております。少し前の話になりますが、国立新美術館のルノワール展に行ってきました。こちらは目玉の大作「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」。ようやく出会えました。ただただ幸福な、ルノワールらしい一枚。モデルは親しい友人たちだそうで、にぎやかに談笑しながら描いたんでしょうか。展覧会のキャッチコピーは「色彩は『幸福』を祝うために」。この作品にぴったりだと思います。壁の色をオルセー美術館の展示...
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コーネル「太陽の箱」

小さな箱は最初の歯を得るささやかな長さもささやかな幅ささやかなからっぽさその他いま持っているすべてを小さな箱は成長をつづけるかつて彼女がそのなかに入っていた食器棚はいまでは彼女のなかにあるそうして箱はどんどんどんどん大きくなるいまでは部屋も彼女のなかにあるそして家も都市も地球もそして彼女が以前そのなかにいた世界も小さな箱は子供のころを覚えているそして切ない切ない願いによって彼女はふたたび小さな箱に...
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森狙仙「猿図」(新年のご挨拶)

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。昨年はブログの更新も、美術館通いも、めっきり減ってしまいました。例によって大変ご無沙汰してしまいましたが、今年はもう少し更新を増やして従来通りに戻していければと思っております。さて、申年ということで猿にちなんだ一枚を。日本画で猿といえば、やはり思い浮かぶのは森狙仙です。描いた作品の8割近くが猿だったそうで、応挙の弟子として大阪で活動しながらその評判...
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モネ「印象、日の出」

読むことからも書くことからも、しばらく遠ざかっておりました。8月9月で相当疲れちゃったみたいで。10月はちゃんと休めてたけど、朝から晩までぼんやり過ごして、ときどき思い出したように美術館に行くような感じでした。Impression, soleil levant(1872)Claude Monet東京都美術館のモネ展、行ってきましたよ。これだけはちゃんと見に行かなくちゃって思って。印象派の進む道を決定づけたモネの代表作「印象、日の出」。ようや...
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ブーダン「トルーヴィルの浜辺の風景」

連休最後の2日間は、茅ヶ崎の先輩宅に遊びに行ってきました。もちろん海にも行きまして、のんびり優雅に昼からビールを決め込んで。最高のぜいたくですよねー、これ。Beach Scene, Trouville(1863)Eugene Boudinこちらはウジェーヌ・ブーダン「トルーヴィルの浜辺の風景」。モネの師匠にして、海の画家です。人が多すぎな気がしないでもないですが、いつの時代も人は海辺に集まりたがるものなんでしょうかね。やっぱり皆さんお酒...
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国宝・曜変天目茶碗を見てきました

シルバーウィークですね。実は木曜から遅めの夏休みということで、夢の7連休なのです。ということで、さっそくサントリー美術館に行ってきました。国宝・曜変天目茶碗。神秘的な斑紋、深い深い青。茶道具という小さな世界のなかに、宇宙の煌めきが閉じ込められている。碗のなかを雫が転がるさまなど想像して、それはそれは眼福なひとときでした。藤田美術館の所蔵品をこのたびサントリー美術館で展示してるんですが、前に見た静嘉...
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